稲荷木ワークショップ

【第三回】わたしたちで通学路を守ろう!!ワークショップ

  2010年12月11日(土)、稲荷木小学校にて、2010年度第三回ワークショップ「わたしたちで通学路を守ろう!」が開催されました。

稲荷木ワークショップ 今回は総勢18名の方が参加されました。
稲荷木ワークショップワークショップ中継のUstを会場でも投影。カメラ間近でなければ
顔がわからない画質で、映りたくない方も安心です。

 

 今回は、本年度全3回計画されていたワークショップの最終回です。

ワークショップの目的は、昨年度の成果を踏まえ、外環道路建設にともなって変化するまちで、稲荷木をより安心・安全なまちにしていくための具体的な方法を検討することです。それをまとめたものを、住民からの提案として、市役所から国道事務所に提案する予定もあります。

はじめに稲荷木小学校の校長先生と市川市役所防犯担当があいさつをした後、ワークショップ全体の趣旨と、前回・前々回の「振り返り報告会」「わたしたちで遊び場をつくろう」についての説明に入りました。

 振り返り報告会では、2009年度に実施したワークショップを振り返り、「稲荷木の何が心配か」を明確にしました。暗がりや声かけのような防犯の問題のほか、通過交通、通学路、歩道橋など、交通に関する問題が大きな注目を集めていました。は
  「わたしたちで遊び場をつくろう」では、道路の緩衝帯についての説明や事例紹介のあと、稲荷木の緑地をどう活用していくか、議論がおこなわれました。緑地全般に対して不法投棄や視認性悪化などの問題が指摘されたほか、とくに問題になりそうな場所の指摘もありました。
 今年度は、このように問題をピックアップしたあと、それに対して住民がとりうる対策をセットにして考えることが特徴です。たとえば「わたしたちで遊び場をつくろう」では、公園として用途を限定し住民が管理するといった案が出されました。

第三回のテーマは通学路です。そこで、稲荷木の通学路について、市川市の教育委員会から資料が提供され、外環道建設にともなう変更の概略が説明されました。さらに、稲荷木小学校の校長先生から、通学路を決める過程や、必ずしも安全でない個所が出てきてしまうことへの対策について、お話がありました。

 

稲荷木ワークショップ
稲荷木ワークショップ

 

その後、ワーク(作業)に入ります。ワークの段階は三つです。
 まず、三つのグループに分かれます。ステップ1で、外環道建設中・建設後の通学路上で不安・問題となりそうなことを整理します。ス テップ2でその不安・問題を解決するためにどのようにすればよいかを考え、整理します。そして、ステップ3でその意見を全体に発表し、意見交換をおこない ます。
 今回は合計15人の地域の方が、3つのテーブルに分かれてテーブルを囲みました。意見だしや議論を支援するファシリテーターが各テーブルにつき、外環建設に詳しい市役所、大学のスタッフがテーブルを回って情報提供などのサポートをします。

稲荷木ワークショップ
稲荷木ワークショップ

  

第1回、第2回と同様、どのテーブルからも実に活発に意見が出ました。回を重ねるうちにワークショップがはじめての参加者が減ったためか、意見を言ってふぁ知りテーターに書いてもらうだけでなく、みずから書く人も見られました。

 各テーブルの意見は模造紙の上でグルーピングし、張り出して各グループが発表します。
 ステップ1で挙げられた不安な点は、歩道の狭さ、渋滞、通過交通など、昨年度ワークショップでも指摘された部分のほか、子どもが通るには歩道橋が長すぎる、特定の地区の子が歩く距離が長くなる、見守りの目がない個所がある、など、通学路固有の問題も指摘されました。ステップ2で挙げられた解決策は、歩道の整備、バス停の移動、警察と連携した見守り、スクールバスの導入などでした。

 最後に滝沢稲荷木自治会長からのあいさつとして、地域でのワークショップの意義を感じたこと、次年度につなげていきたいことが述べられ、ワークショップは閉会しました。