イベント情報
稲荷木小学校区の子どもの安心・安全に向けてスクラム 2011.11.26に開催されました(2011.12.1掲載)
【稲荷木小で、学校関係者と保護者と地域住民がワークショップ】


登校時の子どもの安全や不審者対策など「地域の安心・安全」について率直に意見交換する集会が、2011年11月26日(土)午後、稲荷木小学校体育館で開催されました。この集会は、「千葉県教育振興基本計画」に「地域の力を集結した地域教育力の向上」を図る重点政策として位置づけられている「学校を核とした1000ヵ所ミニ集会」として、市川市立稲荷木小学校(片野良治校長)が主催したもの。
当日は、稲荷木小学校の学校関係者、保護者のほか、稲荷木小学校周辺地区防犯まちづくり委員会を構成する稲荷木自治会をはじめとした地域住民など、45名が参加しました。前半は1班7名程度で6班に分かれ、ワークショップ形式の話し合いが行われました。稲荷木小学校の教職員が各班でのファシリテーターと記録係をつとめ、「地域の安心・安全」をテーマに率直な意見交換が交わされました。約45分間のグループ・ディスカッションの後、各班の代表がそれぞれの議論のまとめを発表しました。
ほとんどのグループから「交通事故」と「不審者」について不安の声があがり、現在進められている外かん道路を横断する歩道橋計画についても計画変更を求める意見が出されました。同時に、自治会による見守り活動を通して、公園での不審者減少効果が報告され、学校と保護者と地域住民がスクラムを組んで地域の安心・安全を高める「有意義な会であった」との声が聞かれました。

主な発表内容

1 登下校時の子どもの安全

  • 保護者と学校は、子どもに対し、通学路に関する指導の徹底を継続しておこなう必要がある。
  • 外かん道路を横断する歩道橋の建設計画は、距離が長いため、登下校時の子どもの安全・安心に問題があり、また、高齢者や障害者にとってスロープの上り下りが極めて困難なことから、地域において署名を集め、平面交差を要望していく。

2 不審者対策

  • 稲荷木小学校区は、通学距離が長いため、女子生徒の早期帰宅を促すことが求められている。
  • 稲荷木小学校区内の道路や公園などのハード面について把握し、対策の検討を行う必要性がある。
  • 稲荷木自治会による子どもの見守り活動により「三角公園」での不審者が減少した。→自治会として今後も子どもの見守り活動を継続して行う。
  • 「不審者」への過度な警戒から、地域の人があいさつをしても返さない子供が増加している。→人間不信にならないような、自己判断能力を教育・指導していく必要がある。

3 自転車マナーの教育の必要性

  • 稲荷木小学校区は、幅員が狭い道路が多いため、自転車との衝突事故が少なからず起きていることから、自転車マナーの教育が必要とされている。

4 かけこみ110番の認知度アップ

  • 「かけこみ110番」についての認知度が非常に低いため、認知度のアップを図る必要がある。

5 地域の連携

  • 地域と子どもの安心・安全には、地域と保護者と学校が緊密に連携する必要があり、「みんなで地域をつくっていこう!」という意識づくりが重要である。

文責:松本未奈(明治大学)