イベント情報
稲荷木地区 第1回防犯まちづくりワークショップが開催されました 2009.11.11に開催されました(2009.11.12掲載)
2009年11月11日水曜日、稲荷木小学校で、第1回防犯まちづくりワークショップが開催されました。



実際に使っているルートをたどってみます。
迷ったときには、計画の詳細を把握している専門家や市役所や職員が「このように迂回するのがいちばん近いですね」などと補助します。

 平成21年2月に防犯まちづくり計画が作成されました。稲荷木小学校周辺地区防犯まちづくり委員会では、この計画をいかして防犯活動などを着実に実行・継続するために、活動の目標となるような「まちの将来の姿」をイメージすることが大切だと考えています。
 そこで企画されたのがこのワークショップです。合計3回の開催を予定しており、今回はその第1回目です。3回を通して、防犯まちづくり計画のうち、以下の3項目を掘り下げることを目標としています。

・ 外環道路周囲の緑地帯等の維持管理の実施検討
 (防犯まちづくり計画 p20掲載)
・ 子どもたちや歩行者が安全・安心に歩ける歩行者空間の確保
 (p21掲載)
・ 防犯に配慮した住まいのルールづくり(p22掲載)
(冊子のpdfダウンロードはこちらをクリックしてください。)

 今回のワークショップのテーマは「外環道路整備後のまちの姿と課題の共有〜新たにつくられる公共空間(道路、緑地、歩道橋)の課題と対策は?」です。
 外環道路が実際に完成した時、まちがどのような姿になるのか、地図を見ただけではなかなかイメージがつきません。そこで、稲荷木小学校周辺地区市街地模型を利用します。それによって、たとえば外環道路の整備によって新たにつくられる道路や歩道橋が立体的にどのようにつながり、防犯上問題となる場所がどこにどのように現れるかが一目でわかります。この“イメージまちあるき”で外環道路整備後のまちの変化を具体的に把握し、課題と対策を共有することが、今回のワークショップのねらいです。
 最初に、今回の企画を立てた、独立行政法人建築研究所の樋野公宏主任研究員から、前述の趣旨説明と問題提起がおこなわれました。その後、3名から5名のグループ5つにわかれて、順番に市街地模型を使って、家から駅などのルートをたどってみました。学校や公園など子どもがよく行く場所にも目印を付け、外環道路ができたら目的地までどの経路を使って行くようになるのかを確認しました。


各グループにひとりずつファシリテーター(まとめ役)がつき、
話し合いの成果を集約します。


地図が書き込みでいっぱいになりました。

 グループごとに机をかこみ、大きな地図に気づいたことを書き込んでいきます。各グループとも活発な発言が続き、稲荷木小ランチルームは活気に満ちていました。
 その後、各グループが気づいたことを発表しました。
 各グループとも、現在の自分たちだけでなく、「子どもの通学路だから、交通量が多いと…」「灯りが少ない場所なので、女性は夜通りにくいのでは」「年をとったら、長い階段は使えないと思う」という具合に、異なる立場の人にとっての安全・安心についても考慮していました。
 発表を受けて、今回のワークショップの分野の専門家が今回の成果をまとめました。

 「思った以上に各グループが共通したポイントを指摘していた。 昼は快適だが夜は危険、犯罪は防ぎやすいが交通安全上は好ましくない、といった例もあり、さまざまな要素を考えあわせなければならない。 個人的には、工事によってコミュニケーションが途切れないように、という意見が非常に印象的だった。緑地活用など、工事をコミュニケーションの機会としてとらえることもできるのでは」 とのことでした。

 最後に、次回ワークショップの予告と、明治大学の山本俊哉准教授・東北芸術工科大学の高野公男名誉教授・稲荷木自治会の滝沢晶次会長からの挨拶があり、ワークショップは閉会しました。
 滝沢会長、ワークショップに参加されたPTA役員のみなさま、それに市川市役所防犯担当の方へのインタビューはこちらです。

(記事 明治大学山本研究室研究員・松本早野香)


時に笑いも起きる、なごやかな雰囲気でした。